最近流行のファット板.
新雪で浮くし,悪雪にも強い.
いいことづくめのようだが・・・

板が太くなると,転倒時足にかかる力は当然強くなる.
テコの原理が働きやすいし,板自体も重い.
板の太さに合わせてブーツもゴツくなっている.

アルペンビンディングは転倒時に解放.
しかし,テレマークビンディングは解放しないものがほとんど.
「踵があがるからいいじゃん」と言っても,逃がせる力は縦方向だけ.

となると負担は膝に集中.
膝に不安を抱えている人は要注意.

固いバーンでスキーなのに逆エッジくらったなんて笑えない話も.
[PR]
by dakuroh | 2006-05-31 12:39 | テレマーク

テレマークターンで重要な「足裏の荷重感覚」と「足首の曲げ伸ばし」.
正直プラブーツだとわかりにくい.プラでも硬いブーツだとなおさら.

自分が最初に買ったブーツはまさにそんな感じ.
3バックルでパワーベルト付き,滑降7割,ツアー3割.
このくらい硬いブーツだと,前足一本でもそこそこ滑れちゃうところが恐ろしい.
何とかごまかして降りてこれるので,いつまで経っても内足が使えない.
悪雪でささるのは道具のせいということにして,どんどん板ばかり太くなっていく.

ある人に「そんなブーツ履いてるから上達しないんだ」と言われた.
だまされたつもりで2バックルブーツに換えて,足首のロックを外して滑ってみたらいい感じ.
調子に乗って革靴にしたらもっといい感じ.

足首が硬いブーツではまっすぐ階段降りれないもんね.
[PR]
by dakuroh | 2006-05-30 17:57 | テレマーク

テレマーク覚え書き5

これまで書いてきた点に気をつけながら連続ターン.

前回ターンの後半から

足の前後入れ替え(スキーの進行方向に上体を正対させたまま).
外足足裏荷重から内足母指球荷重へと変化するが,いきなり荷重点を変えるのではなく,足首をしっかり曲げながら母指球で雪面をなでるよう,すり足で運ぶ(個人的には”ねっぱり”ターンと呼んでます).
この時,あまり意識せずとも反対側の足は内足母指球→外足足裏荷重となる.

エッジングの開始.
スピードコントロール重視なら,上体を斜面下に向け逆ひねりを作る.
カービングなら,上半身をスキーの進行方向と同じか若干先行させるようにローテーションさせていく.

山回りに入って,両足荷重ではあるが,外足への抵抗が徐々に増していく.

ターンのマキシマム

次のターンへ
[PR]
by dakuroh | 2006-05-29 18:20 | テレマーク

テレマーク覚え書き4

切り替え時,上体の向きについて.
よくやるミスは次の通り.

スキーを早く回したいとあせる.

切り替えの時,最初から上体をひねる.

内足荷重が不十分なままエッジだけが立ってしまう.

外足荷重過多でいつもの失敗.

というわけで,「切り替えの時,上体はスキー進行方向に向ける」のが基本.
内足荷重を重視するとはいっても,実際は外足にも加重している.
両足にバランスよく加重するためには変に体をひねらず,まっすぐにしておくのが自然.

ここを過ぎてからエッジングするために体をひねる.
[PR]
by dakuroh | 2006-05-29 17:58 | テレマーク

テレマーク覚え書き3

急斜面や狭いところでは,すぐ板を横に向けてしまいがちだが,これで失敗することが多い.

スピードが出た状態から板を横に向けるということは,板を縦に滑らせるのに比べずっと強い力がかかる.これを受け止めようとするとどうしても外足荷重が強くなってしまう.一度外足にがっつり乗ってしまうと,そこから内足に荷重を移すには後傾か内倒になるしかない.これではターンコントロールができない.

したがって,内足にしっかり加重するまでは板を横にしない.そうすると切り替え~板が下を向くまで,いわゆる谷回りターンがしっかりつくれるようになる.

と,頭ではわかってるんだけど,急斜面になるとまだまだビビリ入っちゃうんだよね.

テレマーク覚え書き4に続く・・・はず
[PR]
by dakuroh | 2006-05-25 13:03 | テレマーク

テレマーク覚え書き2

革靴効果で前後足の荷重ポイントははっきりしてきた.
しかし,この段階でも急斜面や悪雪では内足を取られて転倒することが多かった.
原因を考えてみると,内足のエッジングに気を取られて荷重がおろそかになっているようだ.

というわけで,次は荷重とエッジングの関係について.

足を前後入れ替えてから,荷重とエッジングがほぼ同時に行われるのが理想だが,実際には若干の時間差が生まれることが多い.その時,荷重とエッジングどちらを重視するかで滑りが変わってくる.

エッジングを重視した滑りではまず内足アウトエッジ・外足インエッジを立てる.
ここで失敗しやすいのは次のパターン.

内足荷重が不十分なままアウトエッジを立てても板はたわまず直進.
外足にはスピードに対抗するため自然と荷重がかかり板がたわみ弧を描く.
内足と外足がクロスして転倒.
または,内足荷重が足りないため,姿勢をどんどん低くし,内足の脛でブーツを押しつぶすような格好になる.

荷重を重視した滑りでは内足母指球,外足足裏全体に荷重することをまず意識する.その次にエッジを立て始める.この時,脛から先の操作でエッジを立てるのではなく,体軸の傾きで自然にエッジが立つようにする.具体的には,上体を斜面下方向へ向けスキーと逆ひねりを作るか,上体をターン方向に向けてローテーションしていくことでエッジを立てる.
両足に荷重されていることで,両方のスキーが自然なカーブを描く.

整地ではエッジング重視でも破綻はしない,しかしオールラウンドに滑るなら荷重を重視.
つーことで,まずは荷重を意識,内足足首を曲げ,母指球で圧を感じてからエッジング.
自分のイメージとしては,「すり足階段下り」で足を運び,その後ゆっくりと弧を描く感じ.

テレマーク覚え書き3に続く・・・かな?
[PR]
by dakuroh | 2006-05-23 22:29 | テレマーク

テレマーク覚え書き1

今シーズンを振り返り,頭の中を整理する意味で,思ったことをつらつらと.
発展途上の自分がいろんな情報に振り回されつつ勝手に考えたことなので,うまい人は聞き流し,初心者は鵜呑みにしないで下され.

まずは自分の欠点
「外足荷重過多.整地ではいいが,悪雪で内足がひっかかり転倒すること多し」
「内足を踏もうとがんばって,妙にスタンスが広くなったり,姿勢が低くなったりしやすい」

治すための方策
「内足を中心に両足をしっかり踏んで板をコントロールすること」

頭ではわかっているが,どうもうまく行かず.
シーズン中も試行錯誤の繰り返し.

ここで登場するのが「革靴」
革靴は足裏の荷重感覚がとてもわかりやすい.
しかも,ポイントがずれるとプラブーツのようにごまかして滑れない.

革靴を履き階段を下りていてふと気づいた.
「あれ,テレマークの体重移動と一緒?」

片足を前に踏み出し足裏全体に荷重,反対側は足首をしっかり曲げつつ母指球のところで押さえている.後ろ足は階段の傾斜のため自然に踵が浮くが,自分から踵を浮かそうとはしていない.
この状態を交互につくる,ってテレマークターンじゃん.

おもしろくなって,いろんな靴・階段で試してみた.
靴はできるだけソールの柔らかいものがわかりやすい.
スキーで滑ることを考えて,できるだけ重心移動がスムーズになる歩き方で.
自然とすり足気味になる.

緩くて幅の広い階段,これは緩斜面.
緩い階段を下りる時は,どんどん足を前に出して歩く.
足元が滑りやすいので,後ろ足母指球の押さえは忘れずに.
これは緩斜面を伸身系で滑るイメージ.

急で幅の狭い階段,これは急斜面ですな.
こちらはどんどん足を出していくとスピードコントロールが難しい.
逆に体重を支えていた前足の力を「フッ」と抜いてやると,自然に反対側の足が前に出る.
これは急斜面を屈身系で滑るイメージ.

前後の足を入れ替える時,上体と次の前足を対側の足一本で支える場面が出てくる.
この時,その足はベタ足・足裏全体荷重・足首鈍角→母指球屈曲・母指球荷重・足首鋭角と連続的に変化する.ここでベタ足→母指球荷重の変化が地面とのコンタクトを失わずに連続して行われるところがミソ.

この発見に気を良くし雪上で試してみたところ,なかなかいい感じ.

テレマーク覚え書き2に続く・・・かも
[PR]
by dakuroh | 2006-05-22 22:16 | テレマーク

5/21鳥海山

今シーズン板納めは鳥海へ.
「鳥海ウロコ祭り」と題し,ステップソールでひたすら登ることにした.

登り口は猿倉,例年だと湿地や沢が出始めている時期だが,まだ雪の下.
朝のうちは雪が硬く,登るのに難儀する.
シールを出したい衝動にかられたが,ぐっとこらえて階段登高,じきに雪もゆるんでくる.

百宅方面へどんどんトラバースしながら良さげな斜面を探す.
しかし,巨大クラックに行く手を遮られ,途中で猿倉ルートへ戻る.
鳥海東面の大斜面を幅100mのジグザグ登高.
a0043193_2221449.jpg
a0043193_2223043.jpg青空,雲海と
ザラメ

外輪到着後,虫穴岩の下でまったりしているとヒナザクラさんにばったり出会う.
2年前の以東岳山行以来ですねと久闊を叙し,一緒に滑ることにする.

聞くと彼は早朝から登り,唐獅子小屋まで一滑りし登り返してきたとのこと.
二本目も唐獅子に向かって東面へ.
予想以上の快適ザラメ,奇声をあげながら滑る.a0043193_2224780.jpg
Mr.hinazakura

祓川に降りてから猿倉駐車場へ送ってもらい,フォレスタ鳥海で入浴し帰宅.
ありがとうございました.
[PR]
by dakuroh | 2006-05-21 22:17 | テレマーク

5/20月山

月山・鳥海へ行ける準備はしておいたが,天気回復は昼過ぎの予報.
朝起きると土砂降り,二度寝を決め込み11時起床.
まあ2時間も滑れればいいでしょ,つーわけで1984月山.

家から1時間半で到着,夏油へ行くより近いんだよなー.
姥沢でニンニンにばったり,二人して革靴ウロコ,サクサク登ってヨタヨタ滑る.
姥東ボウル~柴灯森下ボウルを行ったり来たり.
a0043193_22152368.jpg
a0043193_2215388.jpgニンニン
4時半に姥沢帰着.
月山キャンプに顔を出し,ちょこっと手伝い,ガッツリ食べて帰宅.a0043193_22155297.jpg
ブナ新緑

[PR]
by dakuroh | 2006-05-20 22:29 | テレマーク

シーズン末

そろそろシーズンの〆が近づいてきた.
来週は山へ行けないので,今週末が滑り納めになる可能性大.
「革靴ウロコ板一本!シールレスで鳥海山頂を目指す」ってのが魅力的だけど,さすがにキツイかな~.
[PR]
by dakuroh | 2006-05-17 20:50 | 日々雑感